静岡のシャグジ 静岡のシャグジ一覧
各地の神社名鑑や郷土誌、江戸期の地誌、今井野菊氏による踏査集成などに基づく、現存または具体的な伝承が残る静岡のシャグジ一覧です。
ごんぶと
静岡のシャグジ 
静岡のシャグジ 横内のおしゃもっつあん（杉大明神）
横内のおしゃもっつあんは、藤枝市横内にあったという杉の霊木である。昭和五十年代には大杉の古株が残り、注連縄が巻かれていたという。
静岡のシャグジ 元小浜のおしゃもっつあんの森（左口明神）
大崩海岸沿いにある唯一の集落、元小浜には、木を切ると祟があると伝わる「おしゃもっつあんの森」があるという。
静岡のシャグジ 高松神社（左口神社）
高松神社は旧安倍郡大里村の村社である。判然としない高松神社の由緒を追っていくうちに、思わぬ展開となった。
静岡のシャグジ 小坂日枝神社（左口社）
小坂にはかつて左口社があったが、地域の伝承に痕跡は見当たらない。紆余曲折の末、日枝神社に隠されていたシャグジを見い出すこととなった。
静岡のシャグジ 天皇神社（左口松）
天皇神社は旧益津郡中村の氏神である。今井野菊氏によれば、江戸期の中村にあった社宮司社（左口松）は天皇神社に合祀されたようだ。
静岡のシャグジ 花沢のオシャモッツァン
花沢のオシャモッツァンは焼津市花沢集落の入口にあるシャグジである。歯痛や子どもの病気に御利益があるとされ、耳の神様ともいわれる。
静岡のシャグジ 方ノ上八王子神社（西宮社）
方ノ上八王子神社は旧益津郡方ノ上村の氏神である。方ノ上は伊勢神宮の荘園であった方上御厨の遺称地であり、当地はその中心地に比定される。
静岡のシャグジ 高草山の一本杉（おしゃもつあん）
通称「関方の一本杉」ここにはかつて「おしゃもつあん」が祀られていたといい、一本杉は枝を切るだけでも祟りがあると伝わる。
静岡のシャグジ 吉永八幡宮（社子神社）
吉永八幡宮は平安初期の大同元年創祀と伝わる古社である。旧志太郡吉永三ヶ村の氏神であり、大名行列を模した神輿渡御で知られる。