概要
鎌田八幡神社は元亀元年(1570)創建と伝えられる。
境内社に津島神社がある。
また、かつて鎌田村内にあった第六天神社、地神社(字森下と字樋田の二社)、そして、字「左口」の左口神社(祭神猿田彦命)を明治二十四年に合祀している。
踏査結果・考察
鎌田八幡神社に合祀された左口神社は、静岡市神社名鑑に正保四年(1647)創建とある。
一方、長田村誌では「創建年月不詳 正保四年四月再建」とされている。これは再建が正しいと思われる。
左口神社は鎌田村の字名にもなっていたシャグジであるが、合祀された八幡神社の境内にその存在を明確に示すものは見当たらない。
ただ、祭神不明の古びた小祠が一つ、樹下に据えられていた。合祀された神社のいずれかだろうか。
2022/9/11踏査
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